現代の文房具好きの必読書「文房具語辞典」

日常生活でも、初めて聞くような言葉や用例があります。
そのような場合は以前であれば国語辞典、今ならインターネットで検索して意味などを確認しますよね。

でも文房具の用語って意外に曖昧だったりしますし、なかなか簡素にまとめられた情報にたどり着くことができません。

先日、文具王の高畑さんが書かれた「文房具語辞典」なる書籍が発売されました。

この書籍は、昨年12月に開催されたOKB48選抜総選挙の中間発表イベントの際に、高畑さんから紹介があり速攻で予約しました。

先日届き、読み始めましたがさすが文具王の著書だけあって、非常に分かりやすいです。

やすよし
やすよし

執筆になんと2年半の時間を要したとのことです。


説明がわかりやすいだけでなく、イラストも商品特徴を捉えていてわかりやすいです。
やっぱり辞典は写真よりもイラストの方が特徴を簡素に捉えることができるので、イラストの方がいいですね。
(イラストレーターさん、お仕事とはいえ大変だっただろうな・・・)
このあたりは、出版元サイトの「ここだけの話」のページを見てもらうとわかりやすいです。

本書に登場する用語の数は800以上、さらに冒頭には「文房具の基礎知識」として有名な商標と一般名称や、社名の変遷、ボールペンのインクの種類など基本的な情報がまとまって掲載されています。
さらに所々にコラムがあって、辞典だけでなく読み物としても楽しめます。

やすよし
やすよし

収録されている用語も、文房具の著名人(著者の高畑さんはもちろん、文具ソムリエールの菅 未里さんなど)も掲載されています。

ページの中央あたりには、「文房具年表」があります。
年表を見てみると、改めて現在の主流となっている筆記具が思いの外歴史が浅いことを知らされます。

巻末には参考文献が掲載されています。
より詳しく知りたい場合は、こちらの情報を参考にしたいと思います。

とりあえず現代の文房具界において、この本は必読でしょう。
できることなら10年後、20年後?とかに改訂版が発売されるといいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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