第9回OKB48選抜総選挙 結果発表+詳細解説

昨年10月1日から12月31日まで開催されていた第9回OKB48選抜総選挙の結果が発表されました。
僕は一般での開催が可能となった第7回から名古屋での会場を主催しています。
そのため詳細情報を得ることができるので、ちょっと他より詳しく今回の結果を振り返ります。

OKBとは、「お気に入りボールペン」の略。

今の日本のボールペンシーンを代表する48本を、OKB総選挙管理委員会が選抜。その中から、あなたの好きなペン(推しペン)に投票してもらい、日本の「筆箱のセンター」を決める一大投票企画です。

結果発表の前に第9回の目玉は、
めっちゃ売れているゼブラさんの「ブレン」が油性インキの票を「ジェットストリーム スタンダート」と分け合い、結果的に絶対王者の「ジェットストリーム スタンダード」が陥落するか?
パイロットさんのフリクションシリーズの「フリクションポイントノック04 」が書き味向上により、順位を大幅に上げるのでは?
これらのポイントが個人的に気になります。

第9回OKB48選抜総選挙 結果

OKB総合結果TOP10

第9回目となる本年の投票数は合計で2,838票(握手会1,022票 / Web投票1,816票)でした。
昨年は握手会の投票数がWeb投票を上回ったのですが、本年は従来通りWeb投票が上回りましたね。

気になる全48種類の順位は公式HPで確認していただくとして、僕のサイトではトップ10のみアップします。

順位製品名ポイント
1三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード 油性0.7mm2,634
2ゼブラ ブレン エマルジョン0.5mm/0.7mm1,863
3ゼブラ サラサクリップ ゲル0.5mm1,150
4パイロット ジュース アップ ゲル0.4mm/0.5mm1,109
5ぺんてる エナージェル インフリー ゲル0.5mm/0.7mm977
6ゼブラ サラサドライ ゲル0.5mm773
7三菱鉛筆 ユニボール シグノ ゲル0.5mm683
8三菱鉛筆 ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングル 油性0.7mm674
9パイロット フリクションポイントノック04 ゲル0.4mm664
10三菱鉛筆 ユニボール シグノ RT1 ゲル0.5mm615

三菱鉛筆さんのジェットストリーム スタンダードはやはり強いですね。
新人のゼブラさんのブレンが堂々の2位です。
今まで油性インキはジェットストリーム スタンダードの独占場で、ゲルインキは各ボールペンが票を割っている。と思っていたので、ブレンが初めてジェットストリーム スタンダードの油性インキ票を分けるかな?と思ったのですが、票数差から見るとあまり影響はなかったようです。

やすよし
やすよし

ここまで来たら、絶対王者「ジェットストリーム スタンダード」が陥落するところを見てみたい(笑)

パイロットさんの「フリクションポイントノック04」が第9位にランクインしました。
握手会では10位、Web投票では7位という結果です。
個人的にはユーザー数が多いので、トップ5入りもあり得るのでは?と思ったのですが、そこまで伸びませんでしたね。

握手会投票とWeb投票の差異

毎年個人的に楽しみにしているのが、握手会の順位とWebの順位の差です。
普段なかなか見ないボールペンも握手会では実際に試筆でき、初めて筆記するボールペンに出会ったり、見かけるけど試筆したことないボールペンなどイベント会場ならではの楽しみがあります。

順位差の大きいTOP5は以下の通りです。

製品名握手会順位Web投票順位差異
OHTO セルサス 水性0.5mm43329
OHTO ホライゾンゲル ゲル0.5mm224523
パイロット スーパーグリップG キャップ式 油性0.7mm/1.6mm284820
ラミー サファリ ローラーボール 水性替芯LM63(M相当)62216
トンボ鉛筆 ZOOM 505 水性ボールペン 水性0.5mm112615

OHTOさんの製品や水性インキがランクインしていますね。
OHTOさんの製品は大型文具売り場でもなかなか見ないですから、握手会で初めて試筆したという人も多かったのではないでしょうか。
また水性インキのボールペンは、キャップが必須になるので避けられているのかな?
名古屋で握手会を開催していたら、水性インキは万年筆のようなヌラヌラとした書き味で、試筆してみると惚れ惚れする人が多かったです。

流行のインキ種類は?

油性・水性・ゲル・エマルジョンの4種類があるのですが、どのインキが支持されているのか、投票数をそれぞれのインキ種類の割合を反映して算出しました。

インク種別割合
油性32.08%
水性14.76%
ゲル40.29%
エマルジョン12.87%

ゲルインキが4割越えですね。
油性のように発色が良いのに、油性より滑らかに書けるのでゲルインキが支持されているんでしょうね。

ジェットストリーム スタンダードとブレンについて

12月1日に中間発表の際に、
Web投票においてブレンがジェットストリーム スタンダードを脅かしている。一時的にブレンがジェットストリーム スタンダードを抜いた時がある。
とありました。


最終的にはジェットストリーム スタンダードの牙城は崩せませんでした。
握手会投票とWeb投票のポイントを比較してみると、

 握手会投票ポイントWeb投票ポイント
ジェットストリーム スタンダード1,4101,224
ブレン エマルジョン6411,222

握手会では圧倒的な「ジェットストリーム スタンダード」に軍配が上がるのですが、Web投票ではわずか2ポイント差です。

ブレンが握手会で伸び悩んだ理由はなんだろうな・・・

まだブレンは発売から1年なので、今後認知が広がればどうなるか気になりますね。

ゲルインキ大戦争

先にも述べた通り、総投票のうち4割の支持を得ているゲルインキ。
ゲルインキのボールペンは多くの種類が発売されており、ゲルインキ派で票を分け合っている印象を受けます。

実は今回総合順位で3位の「ゼブラ サラサクリップ」と4位の「パイロット ジュースアップ」の2大ゲルインキボールペンにおいて、興味深い結果がでています。

それは「サラサクリップ」は第7回以降ずっと2位で、「ジュースアップ」は6位・5位とゲルインキの雄の「サラサクリップ」に大きく差をつけられていました。
しかし、今回はなんと41ポイント差まで差し迫っているのです。

順位製品名握手会投票Web投票合計
3ゼブラ サラサクリップ4846661,150
4パイロット ジュース アップ6434661,109

Web投票では「サラサクリップ」が支持されていますが、握手会では圧倒的に「ジュースアップ」が支持されています。
実際に試筆する握手会でこれだけ支持されているということは、近い将来ゲルインキの勢力図に変化がでるのではないでしょうか。

総評

三菱鉛筆さんの「ジェットストリーム スタンダード」が絶対王者として貫禄を見せつける結果になりました。
しかし今後ゼブラさんの「ブレン」が認知が広がれば、票数差が少なくなったり、ひょっとしたら王者に土をつけるかも・・・

また近年の学生さんは鉛筆の硬度が2Bのような柔らかい芯が主流になっています。僕らが学生の頃よりも柔らかい芯を使われているので、今後はより滑らかな書き味を求めるユーザーが増えるのでは?と思います。

さらにゲルインキの勢力図に変化が起こりそうで、ますます目が離せないイベントになりました。

今年の開催まで待てない!!という人は、今週の土曜日に【「大感想戦」トークショー」というイベントが東京のGOOD DESIGN MARUNOUCHIで開催されるそうです。

きっと今年も第10回OKB48選抜総選挙は開催されることでしょうから、その際には名古屋でまた開催します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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