芯が回転して尖り続ける「アドバンス」のアップグレード版が発売
数ヶ月前に外部講師として高校にお邪魔した際に、そのクラスの生徒たちにペンケースとペンケースの中身を見せてもらいました。
そうしたら思った以上に、三菱鉛筆さんのシャープペンシル「KURU TOGA」の所有率が高かったです。
三菱鉛筆さんの「KURU TOGA」は筆記時にペンを持ち上げたら少し芯が回転して、一定の字幅で書き続けることができるシャープペンシルです。
「KURU TOGA」は40画で芯が1回転しますが、20画で芯が1回転する「KURU TOGA ADVANCE」があります。
今回はその「KURU TOGA ADVANCE」の上位モデルが発売されました。
KURU TOGA ADVANCE アップグレードモデル
プレスリリース
製品情報
![KURU TOGA ADVANCE Upgrade](https://www.kaku2.com/wp-content/uploads/2020/02/ADVANCEupgrade.jpg)
- 発売日:1月30日(木)
- 価格:1,000円(税別)
- 芯径:0.5mm
- カラー:ガンメタリック、ネイビー、レッド、ホワイト、オレンジ(限定)、ティールグリーン(限定)
製品特徴
基本設計は、「KURU TOGA ADVANCE」と同じですが、外観が大きく変わりました。
![KURU TOGA シリーズ](https://www.kaku2.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG-5234.jpg)
KURU TOGA シリーズの3本です。上から「KURU TOGA Standard」「KURU TOGA ADVANCE」「KURU TOGA ADVANCE Upgrade」です。
シャープペンシルの後ろ半分ぐらいは細身ですが、握った際に手に当たる部分は太めになっています。
従来のような寸胴体系ではなくメリハリのあるデザインになっています。
従来のKURU TOGA シリーズよりも高価格になっていますが、デザイン性が高くなっています。
グリップ部分がKURU TOGA シリーズのプラスティックのなみなみのような形状から、パンチング加工された金属製に変わっています。
パンチング加工により、滑りにくくなっています。ローレット加工と違い指先が痛いようなことはありません。
またパンチング加工になったため、芯を回転させている「Wスピードエンジン」が見えにくくなっています。
ペン先が金属製になったため、ADVANCE よりもより低重心化しているように感じます。
ADVANCE と同様に、筆記時にパイプがスライドすることにより芯が折れることを防ぐ機構がついています。
![](https://www.kaku2.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG-5235.jpg)
また従来のシリーズはペン先が段々となっていましたが、Upgrade モデルは絞り込まれた形状でなだらかなペン先になっています。
ペン先の先端を握りたい人にはありがたい変更内容だと思います。
KURU TOGA シリーズの比較表を作成しました。
KURU TOGA | ADVANCE | ADVANCE Upgrade | |
---|---|---|---|
全長 | 142.35mm | 139.45mm | 135.80mm |
グリップ部径 | 10.20mm | 10.25mm | 10.75mm |
一画の回転角度 | 9度 | 18度 | 18度 |
価格(税抜) | 450円 | 550円 | 1,000円 |
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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