ぺんてるの技術の粋を集めたシャープペンシル「オレンズネロ」が0.5mmに対応

個人的に高機能シャープペンシルの最高峰だと思っているぺんてるさんの「orenznero」
2017年に発売された当初は、1本3,000円という高価格で、さらに芯径が0.2mm / 0.3mm というそれまではあまり一般的ではなかったにも関わらず入手困難になるほどでした。

僕もだいぶお店を回ったり、友人に代理購入してもらったり・・・
なかなか思い出深い1本です。

1本3,000円のシャープペンシル。
文房具に興味のない人からしたら、狂気の価格だと思います。
しかしこのシャープペンシルは、3,000円でも妥当な価格だと思う1本です。

大きな特徴は、

  • 芯が出続ける
  • 芯を隠して芯をガード

です。

芯が出続ける

1回芯を掴むと、その芯がなくなるまでペン先のパイプが紙面から離れるたびに自動的に芯が繰り出されます。
シャープペンシルはどうしても、ノック等のアクションで芯を繰り出す必要があるのですが、orenzneroはチャックが芯を掴むと自動的に出続けます。
社会人になってボールペン に慣れた状態で久しぶりにシャープペンシルを使った時に、このノック等で芯を随時繰り出す。という何気ない作業がちょっと面倒というか気になってしまったんですよね。
1本の芯が無くなるまで延々と筆記できるので、思考の邪魔をしないんですよね。

芯を隠して芯をガード

ペン先のパイプで、芯を隠して芯が折れないようになっています。
芯という折れやすいものを、パイプという金属で覆ってしまう。というなかなか力業ともいえる方法で、芯が折れることを防いでいます。
芯を隠しているのに、筆記できるのか?というと、このパイプが自由に上下にスライドするので、紙面に微妙に芯が当たるので筆記するのに問題はないです。

それが今回、0.5mmという一般的な芯径が登場しました。

orenznero 0.5
orenznero 0.5


従来の「orenznero」は、0.2mm / 0.3mm という超極細の芯でした。
そのためどうしても、筆記時に芯が引っかかるような感じが否めませんでした。
0.5mmという芯径になったことでこの辺りがどうなるのか?
そもそも芯自体が0.5mmという太さがあるので、スライドするパイプはそれ以上に太くする必要がありますが、そうするとパイプ自身が紙面に触れやすくなってしまうのではないのか?
そうならないために、パイプをテーパー加工するのか?というと、HPを確認したらテーパー加工していとのことです。
紙面に触れてもカリカリとしないように、パイプをテーパー加工するのではなく角を取るR加工で対応しているそうです。
どれだけ滑らかな加工なのか非常に気になります。
note公式アカウント「ぺんてる シャープペン研究部」でオレンズネロ0.5開発の裏側を公開中

従来の0.2mm / 0.3mm が細過ぎて・・・という人はぜひこの機会に購入してください。
僕も見かけたら購入しようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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