おしゃれなポケットペン

2021-03-01

とある高級筆記具売り場の片隅に、めっちゃおしゃれなポケットペンが陳列されていました。
各社のカタログを見ているので、それらしいものがあれば記憶に残っているはずなのですが、店頭で初めて見たのがこれ。
(店員さん曰く、カタログ落ちして10年近いかそれ以上とのこと・・・)

ファーバーカステル伯爵コレクション ポケットペン

ファーバーカステル伯爵コレクション ポケットペン(上:ボールペン / 下:メカニカルペンシル)
ファーバーカステル伯爵コレクション ポケットペン(上:ボールペン / 下:メカニカルペンシル)

製品情報

  • 価格:20,000円(税別)
  • 直径:おおよそ7mm
  • 収納時サイズ:90mm
  • 使用時サイズ(キャップを背面に差した状態):107mm
  • ボールペン / メカニカルペンシルの2種類

ボールペン

替え芯が4C タイプになっています。
先端のコーンを外し、中心に突き刺すタイプです。

こんな感じに分解して、本体に4C リフィルを差し込む
こんな感じに分解して、本体に4C リフィルを差し込む


4C タイプなので、各社から販売されているものの中から好きなタイプが選択できます。
※注意:ゼブラの4C タイプは、他のメーカーよりも直径が0.1mm ほど大きいので気をつけてください。

メカニカルペンシル

芯径は0.7mmで回転繰り出し式になっています。
キャップを後ろに刺して、時計回りにキャップを回すと芯が出てきます。

芯の補充は、本体後ろのキャップを開けると芯を入れる事ができます。

こんな感じに分解すると
こんな感じに分解すると
本体の後ろに芯を入れる穴がある
本体の後ろに芯を入れる穴がある


キャップの下に消しゴムが内蔵されています。

もったいなくて使えない消しゴム
もったいなくて使えない消しゴム

ファーバーカステルの特徴の1つのバネを内蔵したクリップも健在です。このクリップのおかげで、ポケットに刺しても生地を痛めにくいようなっています。
キャップははめ込み式ではなくネジ式なのですが、全てネジが内側に切られているので外観からはネジ山が見えないという素晴らしいデザインです。
そのために2重構造になっており、緻密さが半端無いです。

その結果コストに帰ってきていますが、「さすがファーバーカステル伯爵コレクション」と納得のいく内容です。

ただ難点としてキャップを閉めた外観からは、ボールペンなのかメカニカルペンシルなのか判断ができないです(笑

さすがに直径が7mmほどしかなく、第一線の筆記具になるか?と言われると疑問符がつきますが、ちょっとした筆記ならば十分です。

手帳と一緒に出てきたら、注目を浴びるかな?
手帳と一緒に出てきたら、注目を浴びるかな?

手帳やメモを書くような時に、こんなおしゃれな筆記具が出てきたら「おっ」と思われること間違いなし!!

ただ、僕の場合は文房具マニアとして知れ渡っているので、またこいつ変なの持ってる。と冷ややかな視線を浴びますが・・・

全てのことを1つの筆記具で賄うことも当然できますが、使う場所や状況に応じて使い分けるのも、文房具の楽しみ方の1つではないかな?とこのペアを見ながら感じました。

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