鉛筆好きが勧める鉛筆削り

僕は文房具が大好きです。
よく「文房具が好きって言うけど、文房具の中で何が一番好きなの?」と聞かれます。その時は脊髄反射の如く「鉛筆!!」と答えます。
その答えを聞くと、多くの人が「今時、鉛筆?」「鉛筆って・・・」と困惑?されることが多いです(笑)
でもね、僕は文房具の中で鉛筆が断然一番好きです。

そんな鉛筆が大好きな僕がオススメする鉛筆削りを紹介します。

第1位 増田切出工場 MASUKIRI 「鉛筆切出(円刃タイプ)」

鉛筆切出(円刃タイプ)
鉛筆切出(円刃タイプ)

金物業で有名な新潟県三条市にある「増田切出工場」さんのナイフタイプの鉛筆削りです。
第1位に電動鉛筆削りでも手動鉛筆削りでもなく、ナイフタイプを紹介したのには訳があります。
今時、筆記することだけを考えたらボールペンでも良い訳です。しかし、あえて鉛筆を用いるのはそれなりの理由・動機があります。
僕は鉛筆を用いるのは、自分の思考や考えをアウトプットする際に使用します。
まずは自分の中で考えを巡らすために、簡単に削り終えるのではなく、一つの所作というか、気持ちを落ち着けるためナイフで削ることを強くお勧めします。
それに自分で削り具合を調整できるのも、他の鉛筆削りにはない特徴です。

(今時は小学校でも安全性ために、小刀などで鉛筆を削ることを教えないそうですが、自分の手を動かして削る。と言う行為は、鉛筆を大切にする気持ちに通じると思います。)

小刀や肥後守ではなく、この「鉛筆削出(円刃タイプ)」は鉛筆を削るのにとても適しています。刃が円形のため、直刃よりも軽い力で削るくとができます。
さらに非常に切れ味が良いので、スルスルと削ることができます。
肥後守も何本かありますが、今ではこの「鉛筆切出(円刃タイプ)」が一番頻度が高く、一番気持ちがいいです。

第2位 中島重久堂 No.531S

No.531S
No.531S

ナイフタイプの次は、小型の鉛筆削りです。
鉛筆削り界で、超有名な「中島重久堂」さんの商品です。
中島重久堂さんは国内主要文具メーカーの鉛筆削りをOEM製作している企業です。
刃にJAPANの文字と中島重久堂ブランドのNJKの刻印がされているので、見たことがある人も多いと思います。
中島重久堂さんの刃なんと言っても、削り心地が半端なくいい。
まるでカンナで削るかのように、スッと刃が入ってスルスルと削れるんです。
もうね、本当に気持ちがいい。

第3位 カール事務器 「エンゼル5 ロイヤル」

エンゼル5 ロイヤル
エンゼル5 ロイヤル

第3位は手動タイプの鉛筆削りの「カール事務器」さんの「エンゼル5 ロイヤル」です。
「エンゼル5」には、「ロイヤル」と「プレミアム」とありますが、オススメは「ロイヤル」です。
「エンゼル5」共通の特徴として、丈夫な板金製のボディ、シャープな切れ味の削り刃、そして削り上がった部分が若干反っていて、独特の美しさがあります。
そしてオススメの「ロイヤル」は、芯先の太さを調整できる機能がついています。
鉛筆は細めに、色鉛筆は太めに削りたいですよね、それをダイヤルで調整できるようになっています。

第4位 ソニック 「トガリターン」

エンゼル5 ロイヤル
エンゼル5 ロイヤル

第26回日本文具大賞機能部門を受賞した、「ソニック」さんの手動鉛筆削り「トガリータン」です。
これは鉛筆を挿入して、ハンドルを回すと削れて、削り終わると自動的に鉛筆が排出される優れものです。(この削り終えたら、自動的に鉛筆を排出する機構は特許を取得されています。)
初めてこの自動排出を見た時は、手動なのにどうやって実現しているのか?と不思議で仕方ありませんでした。手動なのでセンサーなどの電子部品は使用できないので、歯車の動きのみでこの動きを実現しています。
この動きはほんと、一度は見て欲しいです。

この鉛筆削りは特に小学生にオススメです。
僕も記憶がありますが、ついつい削るのが楽しくなって削りすぎてしまうんですよね。
でもこの鉛筆削りなら、わざと削ろうと思っても、自動的に削り終えた鉛筆が排出されるので、削りすぎることがありません。

個人的に電動の鉛筆削りが好きになれないので、ランクインしていません。
電動鉛筆削りは確かに早くて楽ですが、電源を確保しなければならず、さらにセンサーを誤魔化せばいつまでも削ることができるので、好きになれないんですよね。
一番良いのは、自分の手を動かして、たまに怪我もするかもしれませんが、ナイフタイプを使うことだと思います。やはり手を動かすことによって、得られる物はたくさんあると思います。最初は思うように削れないでしょう、でも、どうしたら思ったように削れるのか、考えて失敗から学ぶことも大切だと思います。
ちょっと脱線しましたが、鉛筆大好きな僕がオススメする鉛筆削りは以上の5点です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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