手帳100冊が一堂に「第9回 手帳100冊!書き比べ総選挙」に行ってきました

先日24日(土曜)に日本手帖の会さんが主催されている「第9回 手帳100冊!書き比べ総選挙」に参加してきました。

手帳総選挙ポスター
手帳総選挙ポスター

期間は23日(金曜)・24日(土曜)の2日間、熱田にある「紙の温度」様にて開催されました。

紙の温度

会場となった「紙の温度」様は、紙の専門店です。
ちょっと回っただけでも、すごい点数でもうため息しか出てこないw
洋紙や和紙が所狭せしとあって、半日は余裕で過ごせる充実ぶりです。

しかも調べたら創業が慶応2年(1866年)8月だそうです。
江戸時代の本当に終わりがけ、もう凄すぎます。

第9回 手帳100冊!書き比べ総選挙

そんな紙たちに囲まれながら、「第9回 手帳100冊!書き比べ総選挙」が開催されました。

会場の一部の手帳
会場の一部の手帳

このイベントの素晴らしい点が、100冊という数もさることながら全ての手帳に自由に書き込むことができる点です。

手帳は両面使うことが基本なので、書いた文字が裏側からどれくらい見えるのか。というのがかなり重要になります。
ノートであれば、片面だけ使う。というマイルールで裏抜けを回避することもできますが、手帳の場合はそうもいきません。
自分の使う筆記具で、どれくらい裏側に抜けるのかを実際に確認できるのは嬉しいです。
手帳を購入する際に、予定を書き込む蘭のフォーマットは確認できても、実際にどれくらい裏抜けするのかは確認のしようがありません。
僕も過去に気になった手帳を購入したのに、裏に想像以上に抜けてしまって使用することを諦めたことがあるので、これは本当に嬉しいです。

会場についた時間が遅かったので、全ての手帳を試筆することは叶いませんでした。
しかし、1/4くらいは試筆させてもらいました。
裏抜け具合を確認しつつ、書き味を楽しんましたが、紙物なので万年筆に適しているものもあれば、ボールペンが良いもの、中にはこれは鉛筆で書いたら気持ちいいだろうな・・・というものまで、本当に様々な書き味でした。
個人的には来年から導入するNOLTY さんの「能率手帳GOLD」を思いっきり試筆できたのは嬉しかったです。実際に使用する手帳にどんどん試し書きするわけにもいかないですからね。

オーソドックスな手帳からちょっと変わった手帳まで、さすが100冊も集まると壮観です。
文房具のブログを書いているくらいなので、世間一般の人よりも多くの手帳を知っているつもりでしたが、「まだまだ全然だな・・・手帳の世界は奥が深い!」と再確認しました。
そしてただ闇雲に100冊が並んでいるわけではなく、ある程度系統分けされているのも面白かったです。
ただ100冊の手帳が並んでいるのではなく、会場に系統分けがされている事、そしてその系統の説明ディスプレイがあると、より手帳を知ることができるのでは?と思いました。

会場には日本手帖の会の会長のOrihika(@Orihika)さんもお見えになっており、彼が実際に使用している手帖も一部見せていただきました。
いや〜さすが日本手帖の会の会長、何冊持ち歩いているの?というくらい出てきます。
本当に手帳は使う人のひととなりが現れますね。

本年の手帳総選挙は、残すところ11月7日(土)8日(日)の仙台ロフトさんのみですが、来年も名古屋で開催してくれそうですので、来年こそはちゃんと時間に余裕も持って参加したいです。
そして今使っている・来年導入する手帳を見直す機会にしたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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