消せるラメボールペン「KeseLamé」

会社でもものすごい普及している消せるボールペンのパイロットコーポレーションさんの「フリクション」シリーズ。
本当に普及していて、消えてはダメという時以外は、ほぼこれを使っている人が多いのではないでしょうか。

そんな消せるボールペンの「フリクション」シリーズに新たにラメボールペンが数量限定で販売されます。

KeseLamé

製品情報

KeseLamé
KeseLamé
  • 発売日:11月2日(月)
  • 価格:230円(税別)
  • ボール径:0.7mm
  • インキ色:ゴールド、シルバー、ピンク、グリーン、ブルー、バイオレット
  • インキ:特殊水性顔料ゲルインキ(パール+ラメ顔料配合)
    ※ 完全消色温度65℃前後
  • クリアケース入りの6色セット:1,380円(税別)

プレスリリース

製品特徴

この商品の情報を知った時は驚きました。
なぜなら書かれたインキを消すだけではなく、ラメという物質も消せるということです。
さすがパイロットさんですね、ラメという特殊顔料を扱う技術の成せる技です。
メタリックやパステルという特殊顔料を扱った従来の製品で、「Juice up パステルカラー & メタリックカラー」があります。
この「Juice up パステルカラー & メタリックカラー」は輝度感が高く、発色の素晴らしさで好評です。
この技術があるからこそ、今回の特殊なインキを開発することができたのでしょうね。

さてこんなラメを含んだ特殊なインキをどうやって「KeseLamé」は消去するのか。
HPを確認したところ、通常のインキの部分は従来の「フリクション」シリーズ同様に摩擦熱で筆跡を消去します。そしてラメについては、物理的に消去してしまう。

この「KeseLamé」の消去用ラバーは、従来の「フリクション」シリーズとは異なるラバーになっており、インキを消去するための摩擦熱を発生させて無色化しつつ、ラメを紙面から擦り取ることができるように新たに開発された専用の消去用ラバーです。

ちなみに「フリクション」シリーズは、消去用ラバーを用いた摩擦熱(60度程度)でインキを無色化していますが、予期せぬ熱で書いた文字が無色化してしまうことがあります。(例えば、真夏の車内やプロジェクター等の排気熱等)
そんな時は、ビニール袋に入れて冷凍庫で1晩入れておくと、薄らとですが視認できるレベルくらいには復活します。
ただしこの方法だと、全てのフリクション インキの色が戻るので、間違えて書いて消去したものも復活しますが・・・

閑話休題
摩擦熱で消せる「フリクション」シリーズですので、HPには注意書きがあります。
基本的には従来の「フリクション」シリーズ同様に
「証書類、宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。」
とありますが、その注意書きの1つに
「直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないでください。60℃以上になるとインキがシルバー調に変色します。」
とあります。
通常の「フリクション」シリーズは、夏の車内のような高温の場所に置いておくとインキが透明になってしまいましたが、今回の「KeseLamé」はラメが入っているのでシルバー調になるようです。

これで手帳などをキラキラに彩りたいけど、予定は変わる可能性があるから従来のラメ入りペンを避けていた人たちには朗報ではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

Follow me!