レビューきまじめ姫と文房具王子 第35話

なんだかんだ慌ただしい日常を送っていたら、気がついたらもう今年の半分が経過していました。
いや〜月日の経つのは早いですね・・・

ということで、月末月初の恒例の月刊スピリッツに連載されている「きまじめ姫と文房具王子」のレビューです。

今月号で35話で、今回のテーマは「蛍光ペン」です。

第35話 扉絵
第35話 扉絵

春の大学といえば、サークル勧誘です。
文具研も勧誘しています。

「文具研って何するの?」と聞かれ、一気呵成に答えちゃうあたり、佐々木さん本当に文房具好きなんだな〜
何せ彼女はショッピングモールの文房具売り場でバイトしているくらいですからねw

新入生対象に、体験入部WSでオリジナルカラーペン作りを行うあたり、さすが文具研ですね。
そうしたらなんと研究室に入れないくらい体験者が押し寄せるなんて・・・

作中では、呉竹さんの「からっぽペン」が取り上げられています。
この「からっぽペン」は昨年末に東京で開催された文具女子博で先行販売されて、話題になったフェルトペンです。
自分の好きな万年筆のインクがマーカーペンになる優れものです。
この「からっぽペン」に合わせて、作中ではプラチナ万年筆さんの「プレピー蛍光マーカー」も出てきます。
これは万年筆で使われるコンバーターを装着できるので、コンバーターに好きな万年筆のインクを入れれば、好きなインクのマーカーが作れるものです。
こちらはマーカーの先端のチップが交換できて、細字のマーキングペンタイプに変更することもできます。

万年筆のインクの色が本当に数多く有り、これらは自分の好きなインクをより楽しく使える優れものです。

そんなこんなで今月のテーマは蛍光マーカーです。
蛍光マーカーは学生の頃にほんとによく使いました。
「ここ大事だよね」って印をつけていたら、気がついたら教科書のそこらじゅうが蛍光色になって、どこが大事なのかさっぱりな状況になって、反対にマーカーしていない場所の方が目立つという本末転倒になったこともしばしば・・・

本作で初めて知ったのですが、ドイツのスタビロ社が1971年に世界初の蛍光ペン「STABILO BOSS」を発売されたのですね。まだ蛍光ペンって50年程度の歴史なんですね。
「STABILO BOSS」は独特のフォルムで今でも人気のマーカーペンの一つです。
今では従来の蛍光色ではなく、穏やかな色味のマーカーペンも発売されています。

文房具の話はこれくらいで、売り言葉に買い言葉みたいな雰囲気で姫路先生と蜂屋先生がお付き合いw
まぁ蜂屋先生らしいといえばらしいのですが・・・

ほんと文房具の内容だけでなく、登場人物の心理描写というかこれがほんと好きです。

毎月のことながら、続きが気になって早く続きが読みたいw

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